【朝起きたら……】
【朝起きてみて】
優也:なんで耳がもう一対生えちゃっているの!?
順平:うぃーっす……って、お前なんだよそれ!?
優也:いや、お前こそ何事も無いように尻尾が生えているぞ。
順平:なんだって!?
【巌戸台だよ、全員集合】
優也:さて、コロマル以外全員集まってもらったんだが……圧巻だね。
明彦:ああ。
美鶴:……何故私だけ昆虫なのだ?
荒垣:シラネェよ。
優也:整理しよう。朝起きてみたら全員が半分だけ動物になっていたと。ちなみにこんな感じに。
優也→豹
順平→猿
ゆかり→狐
明彦→虎
美鶴→蜂
風花→兎
アイギス→猫
天田→羊
荒垣→狼
優也:うん、ありえないな。
【別名Gと呼ばれてました】
優也:そういえば奴はどうした?
ゆかり:きゃー! ゴキブリーーー!!
アイギス:ガラテア砲発射だにゃー。
ジュッ
天田:アイギスさん、語尾まで猫になってますよ。
【同人誌であったなぁ】
アイギス:にゃーであります。
順平:なんだろ、違和感無いわ。
ゆかり:順平が言えた性質じゃないでしょ。
風花:それにしても皆さん似合ってますね。ピョンピョン。
荒垣:……それはさすがに狙いすぎだろ。
風花:捕食関係なので、私と天田君は確実に荒垣さんに食べられちゃいますね。
天田:狼が兎を食べるなんて当たり前だけどこの場合の食べるの意味が違うから!!
【コロマルどこへ行く】
咥え煙草のオッサン:……ふぃー。
優也:誰あんた!?
咥え煙草のオッサン:俺? お前達はコロマルって言っていたな。
風花:コロちゃーーん!!
【あれだね】
コロマル:いいか、おまえら人間とは違って俺は一年間に何回も年を取るんだぞ。
美鶴:なるほどなー……だからコロマルは30後半の男性なのか。
アイギス:私の名台詞を取らないでありますにゃ。
【昆虫大決戦】
美鶴:何故私だけ蜂なのだ。
順平:蟻よりマシっすよ。
美鶴:だから何故だ?
明彦:どちらも女王が付いてます、本当にありがとうございました、か。
【女豹ならまだしも】
ゆかり:それにしても君が豹って結構強引だよね。
優也:まぁ、ペルソナが色々使える俺だからなぁ。どんな動物でもありえそうだし。
天田:僕なんか羊ですよ。
美鶴:むしろムフロンかもな。
順平:ムフロン?
美鶴:羊の一種だが、非常に警戒心が強くてな。まさに天田らしいと言えるだろう。
順平:納得。
【目くるめくアルカナ:ワールド】
優也:(それにしても狐、中々萌えるな。しかし狐が好きなのは油揚げ、油揚げ……俺の油揚げはむはむ……)
コロマル:おいテメェ、何ドピンクな妄想繰り広げてる?
【ちなみにさっき撃破したG】
孝二→ベルグバウ(通称黒い悪魔、またはG、またはゴキ)
【結局一日目は何もせずに】
優也:……あー、眠い。
モゾモゾ
優也:……ん?
はむはむ
優也:……。
【頭があまり働いてない】
優也:いやさぁ、確かに昨日そんな事を考えていたけどさ。実行されるとは誰も思って無かったよ。
優也:うん、こう何て言うかさ、昨日結局荒垣さんと真田先輩は肉ばっかり食って順平はバナナ等、かなり偏った食事しかなくて大変だったけど。
優也:冷蔵庫の中が無いからってこれは反則でしょ。俺豹だから肉食よ?
【ひとまず一回がんばった後(何がとは言わせない)】
優也:……みんな、なにやってんの?
順平?:ウキャ、キャキャキャキャキャ!!
荒垣?:何でもいいから肉! 肉を食わせろ!
風花?:お腹を空かせた狼さんに食べさせるために、兎さんは自ら狼さんに食べられる事を選びました。
荒垣?:それだぁ!!
天田?:兎さんが食べられるくらいなら、僕が食べられてやる!!
美鶴?:グゥレイトォ!! 違った、ブリリアント!
明彦?:プロテインプロテイン。
アイギス?:にゃにゃにゃー。
優也:更に酷くなっているよ。というか風花の話は狼じゃなくて旅人だって……連れて行かれちゃったよ。
【元凶登場】
エリザベス:こんにちは。
優也:帰れ。
エリザベス:その割には朝っぱらから御奉仕プレイとはお盛んですね。
優也:どの世界の男が目が覚めたら自分の油揚げ食されてまして理性保てると思う!?
エリザベス:開き直りですか。
【猿のような行為】
優也:まぁあれだ、とうとう順平が窓から外へ出て行ったけど、頼むから元に戻せ。
エリザベス:えー。
優也:マジ帰れ。
エリザベス:面白いのに勿体無い事です。
優也:確かに狐の彼女可愛いよ、萌えだよ萌え。だけどさぁ、このままじゃ真面目にこの寮が機能しなくなるでしょ。
エリザベス:さきほどまで肉食の獣、というよりも豹だけに豹変していた貴方が言える台詞ですか。
優也:幾月自重しろ。
【NOZOMI】
優也:というか、外見はいっその事このままで良いからさ、戻せよこの寸胴。
エリザベス:メギドラオンでございます。
死は、不意に来る狩人に非ず……
【久々にベッドルーム】
優也:イゴール、お前の従者は本気でどうにかしてほしいんだが。
イゴール;無茶な事を……。
優也:鼻折るぞ。
イゴール:だめです、私の鼻を握る時はマイサンを包み込むような優しさがなければなりません。
優也:お前も帰れ。
【当然ベルベットの外は数時間経っていた】
優也:……更に何があった?
エリザベス:あなたがあそこにいる間、どうやら皆さんの獣化は進んだようです。既に服を纏わなくても体毛で賄える人が増えましたね。
優也:……ビーストタイツも目じゃないな。これは。
【獣になれば当然だが】
ゆかり:……ねぇ。
優也:ん?
ゆかり:……繁殖したいんだけど、駄目かな?
優也:(血の海)
【オチは突然に】
優也:そんな夢を見たんだ。
ゆかり:バカじゃないの? 本当にバカじゃないの?