【ババァ】



【お金が無い】
優也:タイトルの通りです、以上!
風花:えーっと、それって、どういうことですか?
優也:我々はタルタロスでお金を拾ってそれを資金源にできる力があるんですよ。
風花:はい。
優也:だけどね、まぁ皆高校生だから仕方ないとしてもだ。
風花:はい。
優也:ネコババしすぎなんだよ!! 横暴だよ!!
風花と優也以外:(ギクッ!)


【散会=お金は無理】
優也:ええ、今のところ辛うじて戦闘後に手に入れた装備とかを売って賄ってますけどね、そろそろ厳しいんですよ。
順平:は、ははははは……。
優也:そこでだ、上に昇らない山岸とお金を使わないから拾う意味が殆ど無いコロマルを除いて何に使っているのかを暴露してもらいます。
美鶴:それはプライバシーの侵害だぞ!
優也:反論するって事は、何か言えない様な物でも買っていると。


【一人一人暴露】
荒垣:……チッ、じゃあ俺から言ってやるよ。俺はこれだ。
風花:……これは、料理ですか?
荒垣:厳密に言えば材料だ。これでお前らが体力付けるなら問題ないだろ。
優也:合格。荒垣さんはこの用途であればお金を費やしても構いません。
順平:ゲッ、マジで!?
荒垣:(それだけじゃねぇんだけどよ……)
風花:?


【果たして誰が地雷なのやら】
アイギス:では、次は私の番ですね。
明彦:あまりアイギスが浪費するイメージが涌かないのだが。
ゆかり:うん。
アイギス:私は寮の備品を買うためにお金を拾ってますね。主に約一名、最近一名追加されまして消費の激しくなった幸せ家族計画とか。
美鶴:おい。
アイギス:最近はペースが速くなって一週間一箱のペースでは追いつかなくなってきました。
約二名:(///)
優也:(無ければ無いで別にどうでもいいんだけどね)


【アイギスは使用者が自費で買うという事になったので不合格】
明彦:俺の番だな。
優也:はいはいプロテイン牛丼。
明彦:何故分かった!?
荒垣:分からねぇほうがおかしいんだよ!!
優也:不合格ぅぅぅ!


【さてこの子は】
天田:僕は主に老後に備えて貯金してますね。
美鶴:まぁ、妥当だな。
優也:不合格。
天田:どうしてですか!?
優也:小学生の分際でそんな事を考えている事自体癪に障る。
順平:納得だわ。


【お嬢様がそもそもお金を使うって事は】
美鶴:私はどちらかと言えば寮の運営資金の底上げを行っているな。
優也:不合格に出来ません。文句なしの合格です。
風花:どうりで最近タルタロスに潜る度にちょっとずつ豪華になってきましたよね。
美鶴:ああ、この前ゴッホのひまわりも落札したぞ。
優也:やっぱ不合格!!


【さてこの人は】
順平:俺は……。
優也:不合格!!
順平:せめて俺の話から聞け!!
優也:一つ、ゴスロリ主体の大人の本。二つ、チドリとのデート費用。三つ、雑費。これのどこに合格要素があると?
順平:さりげなく俺の嗜好を暴露すんじゃねぇ!!


【贔屓じゃないよ、リーダー特権だよ】
ゆかり:えーっと、私は多分不合格貰っちゃいそうだけど……、
優也:合格。
全員:えっ!?
優也:いや、使用用途が俺目的って嬉しい事をしてくれるからに決まっているじゃないか。
全員:お前が一番横暴だ!!


【コロマルとα】
コロマル:ワンッ!
優也:ん?
孝二:(´・ω・`)
優也:『皆が言っているのは建前上で、本当はもっと凄いものとか買っているんじゃないのか』って?
孝二:(`・ω・´)
優也:それが分かっていても言及しないのが優しさってものだ。
順平:俺はどうなんだよ!?
優也:あーあー聞こえない。