【覚醒天田地獄編】
【中編位のネタをいくつか】
優也:普段と同じ展開ではマンネリが生じる。よって別の展開を見せたい。
ゆかり:いきなりなにトチ狂った事を言っているのよ?
優也:こうやって俺が前口上をしてゆかりか順平がツッコミ兼相方、これっていつもの流れじゃないか。
ゆかり:うん。一番書きやすいし。
優也:そこでだ、普段とは違った役割をしてみようと思うのですよ。
ゆかり:どんな風に?
優也:まずは恋人がいない天田と藤咲の二人をソープへ投げ込んだ。
ゆかり:何している。
【それでは、“二人の”声だけを放送しよう】
天田の声:うわぁ! 突然気絶させられたと思ったら何がどうなっているのなんでお姉さんたちが寄って集って僕を……ああ! そんな! らめぇぇぇぇぇ!!
無言
天田の声:あっ、ズボン脱がさないで!! お姉さま、そんなところ……! しゃぶらないで、挟まないで!! そこ汚いですから!!
無言
天田の声:な、何か頭の中が真っ白になってああもう僕ッ!!
無言
【その後】
in影時間
優也:お前らどうした?

孝二:いや、天田が別の意味で覚醒したのだが、自分が喋れるなら当然の事ながら今は影時間だ。
優也:ああ。長編の設定に基づいて影時間だけは普通に喋れるからな。
孝二:自分を放置プレイして天田を食い散らかしていた全裸のソープ嬢達は揃って棺桶になったんだ。ぶっちゃけ萎えた。端っから萎えていたけどよ。
優也:ああー……。

ゆかり:というか天田君どうするのよ?
優也:いつしかこれがデフォの性格になるとはこの時は思いもしませんでした……。
ゆかり:不吉な事を言わないで!!

孝二:でもさぁ、問題はさ。
優也:ん?
孝二:一応自分にだって気になっている女の子がいるっちゃいる。
優也:ほう、書初めの時に塗りつぶした名前の子か。
孝二:まぁ、そうなんだけど、問題はその子は一般人、言ってしまえば影時間適正外だ。
ゆかり:……。
優也:つまりあれか、俺達みたいに影時間だろうと関係無くプレイではなく、下手すれば棺桶とプレイ致す可能性があると。
ゆかり:プレイ言うな。
孝二:……うん。

二人:お前黙れ。
【携帯じゃ訳分からないよ】
天田:美鶴さんはもとより、風花さんも中々……いや、むしろ風花さんくらいがちょうどいいのかもしれない。
ゆかり:何の話?
天田:あ、でもゆかりさんじゃ駄目ですね。人のものですしそもそも胸が無いに等しいですし。

【明彦のプロテインを取った】
明彦:山岸、大変な事が分かった。
風花:なんですか?
明彦:俺からプロテインを取ったら何も残らなくなる!
風花:ぇぇー?
明彦:教えてくれ山岸、プロテインは何も答えてくれない……。
風花:そんな『思春期を殺した少年の翼』という言葉がピッタリ来るような人にならないでください。
明彦:では俺は山岸のようにネットゲームの廃人となればいいのか?
風花:中の人のリアルなネタは止めてください。後私は嗜む程度であって廃人にはなってないです。
明彦:では藤咲のペルソナを見るたびにデバッグしたいデバッグしたいという衝動に駆られるのだが……。
風花:中の人の趣味まで一緒になろうと思わないでください。
【お説教を】
風花:いいですか真田先輩。久々に言いますが、グリーンリバーライトは正義という言葉があるんです。
明彦:な、何だそれは……。
風花:先輩の中の人が演じたキャラは大抵受け属性になってしまうことです。
明彦:受け言うな……。
風花:久々に今となっては黒歴史となった設定をマウンテンサイクルから発掘しますよ?
明彦:勘弁してくれ。
【あまり見ない組み合わせ】
アイギス:それにしても荒垣さん。
荒垣:なんだ。
アイギス:あなたはこの寮のお父さんなんですか? お母さんなんですか?
荒垣:俺を何だと思ってやがる?
アイギス:そうですね、口は悪くても結局世話焼きさんなツンデレ傾向のあるお兄さんでしょうか?
荒垣:なんだそのツンデレって?
アイギス:まずそこからですか……。
荒垣:大体ツンとデレってのは共存してちゃ駄目だろ。
アイギス:は、はぁ……。
荒垣:俺は別にツンデレ属性を持っちゃいねぇから分からんが、あれはよく分からん。
アイギス:あ、そっちの意味での分からないですか。あなたはどちらかと言えば天然妹属性ですし。
荒垣:隣の家は敵だというが、まさにそうだな。
アイギス:なに大型同人誌即売会の鉄則を言っているんですか?
【コロマルさんもいるよ】
コロマル:ワンッ!
アイギス:いつも飯をくれてアリガトよと言ってます。
荒垣:……へっ。
コロマル:ワンワン!
アイギス:……後、他のメンバーがいない時だけ俺をコロちゃんと呼ぶのは止めといたほうがいいぞ……荒垣さん……。
荒垣:……見るな、見るな! 俺をそんな生暖かい視線で見るな!!
【この二人の組み合わせだと……】
美鶴:そういえば伊織、一つ聞くが。
順平:何スか?
美鶴:お前がいつもレベルが上がる度に言う『テレッテ』とは何だ?
順平:ああ、そりゃ当然ゲームでレベルが上がった時に鳴るファンファーレっスよ。
美鶴:ファンファーレ?
順平:じゃあ実際に見てみます? 代表例のゲームなんですけど。というかゲーム自体を代表するくらいのものですが。
テレッテッテッテー
美鶴:グレイト! 自らの成長を祝った歓喜の舞と言った所か!
順平:ま、まぁ…そうなんですけど。
美鶴:では私も成長を祝って今度から伊織と同じようにテレッテと……。
順平:先パイのイメージぶち壊すので止めてください。ただでさえぶっ壊れている面子が何人もいるんですから。
【美鶴:駄目……なのか……?】
順平:何でそんな官能小説の女性が体を求めてくるような発言しているんスか?
美鶴:いや、、私とて何か特別に祝う事をしてみたいものだ。
順平:いつもの『……レベルアップだ』では駄目なんスか?
美鶴:いや、それは構わんが……仕方ない、妥協案とするか。
順平:妥協案?
inタルタロス
優也:じゃあ藤咲、順平、桐条先輩と行く。とにかくレベル上げを中心に行くぞ。
孝二:了解。
順平:オッケー。
その後……
順平:テレッテッテー、順平はレベルアップー。
孝二:……よし。
美鶴:パンパカパーン!! 美鶴ちゃんはレベルアップなのだーーー♪
三人+風花:なにそれーーーーーー!?
美鶴:妥協案だ。私としてはテレッテを使いたかったのだがな……著作権の関係上伊織が優先順位が高いのでな。新しいものを考えた。
順平:……そっちの意味で妥協したのかよ。