【即売会へ逝こう】
優也:突然だけど同人誌即売会へ全員で逝こう。
荒垣:おい。
優也:決定事項です。既にサークル参加の千尋、風花合同(壁)があるのでそちらへ。
荒垣:お前何やってんだよ?
風花:え、だって初めはそんなキャラでしたし。
順平:っつっても具体的に何すんだよ俺ら?
優也:当然この面子でやる事など一つしかない。じゃあ逝こうか?
天田:僕は逝きませんよ。
優也:リーダー特権ってこういう時便利だよね。
順平:まさに外道。
【行くという字を逝くに変更しているのはわざと】
優也:さあ着いたぞ、ここが某サン○ャイン60だ。
明彦:……時期といい何かを思い出す。
美鶴:わ、私はこのような場所など……!
明彦:その割には足が勝手に階段を昇っているぞ。
優也:言わないであげてくださいよ…内なる心には勝てないと言うものですから。
荒垣:はぁ…何で俺こんな所に来ちまったんだかな。
千尋:あ、皆さんお疲れ様です。
風花:お疲れ様。ごめんね、みんなの出発が遅くて。
千尋:いいですよ、それよりも皆さんこれに着替えてください。
アイギス:これは…なんでありますか?
優也:ぶっちゃけコスプレやん。(ちなみにこのイベントでは本来はコスプレ禁止です)
順平:何故ジンと同じ喋り方になる。
ゆかり:荒垣さん…さっきの意見は私も同じです。
天田:僕もです。
明彦:どれ、着てみるか。
千尋:皆さんの分もありますよ。
荒垣:…要らねぇ。
優也:リーダーの言う事は!?
順平:絶対! って懐かしいな王様ゲーム!
優也:さて、全員どんな格好になったかというとだ。もうそれは想像にお任せします。
アイギス:なるほどなー…。
千尋:早速ですが会長とアイギスさんはこれから一時間売り子をお願いします。
美鶴:待て、一時間と言う事は他のメンバーにも回るのだな?
ゆかり:マジで?
風花:あ、説明してませんでしたね。
天田:ああ…もう帰りたい。
荒垣:奇遇だな、俺もこんな格好になっちゃいるがとっとと終わらせたいものだ。
風花:着替えた時点で終わりまでご足労お願いしますよ。
明彦:……もう何も言わん。お前らも諦めろ。
優也:さて、俺はその間に色んなサークル回ってくるから。
コロマル:ワン!(お前はそれが目的か)
千尋:ペットの連れ込みは禁止ですよ。
コロマル:キャイン!(俺の出番無くなっちまうだろ!?)
優也:こんな事もあろうかとコロマルは盲導犬の資格を取らせた。よってイベントの規約上入る事が可能となった。
コロマル:ワン。(グッジョブ)
2時間半後
優也:た、ただいま…。(何故か服が乱れて息も絶え絶え)
ゆかり:何があったのーーーー!?
千尋:トイレに連れ込まれたのでしょうか?
ゆかり:このネタ群で初登場なのに早速爆弾発言したよこの子!?
優也:いやぁ、Dブロックはやっぱり凄かったね。
順平:(カタログ見ながら)お前初っ端から青年向け逝ってきたのかよ。
荒垣:この馬鹿が……。
優也:えー、でも大体の18歳未満はコンビニで年齢を詐称してエロ本とか買うじゃん。それと同じさ。
男達:……。
ゆかり:さいってー…というか全員黙るな。それと天田君も何故黙る?
コロマル:ワン。(全員心当たりがあるからな。俺の散歩中にコンビニに寄るなんて何度あった事やら)
アイギス:皆さんただいまリーダーが所有している本の類を過去に買った経験があるからだそうです。
美鶴:…今度寮の部屋を持ち物検査する。危険物が無いかが心配だからな。
男達:それだけは勘弁してください。
風花:皆さん同じ穴のムジナですからね…フフッ。
男達:(何その笑みは!?)
風花:ユノって本当に便利ですよね。
千尋:?
男達:風花(山岸)(さん)本当に勘弁してください。
アイギス:これが主従関係ですか、なるほどなー。
ゆかり:…はぁ。
順平:でだ、具体的にお前は何を買ってきたんだ?
優也:俺達本を中心に時間が無いから表紙だけ見てひたすら。
順平:おい。
優也:ここに入るために必要なカタログを全員に配布しているから分かると思うけど、サークルのイラストカットでは俺たちなんて影も形も無い。何故だと思う?
順平:何でだよ?
優也:イラストカットは2〜3ヶ月前に締め切りとなる。現在10月頭だから俺たちのゲームが発売されてまだ二ヶ月ちょっとしか経ってない。
天田:ああ、時期的に無理と。
優也:そういう事。
順平:ぶっちゃけ俺達本って何冊あったの?
優也:今調べた。全年齢2冊の青年向け6冊で8冊。全スペース回ったけど、もしかしたら俺が逝くまでに売り切れていたり見過ごしがあるかも知れない。
明彦:やけにリアルな数字だな。
優也:そりゃ実際に逝って来た人がこれを書いてますから。
アイギス:あなたと誰の絡みが一番多かったでありますか?
荒垣:おい…。
優也:今調べた。全年齢向けはオールキャラ1冊とアイギス物1冊。青年向けは一冊に二種類とかが多いからな。
天田:ええ。大抵そういうものだと分かってますから。
優也:天田がそれを言っていいのか心配だが、基本的というか全部俺関係だぞ。
順平:うわぁ、俺本とか無いのかよ。
明彦:俺はむしろ女性向けにしか出なさそうで恐ろしいんだが。
荒垣:…俺もだ。
天田:僕は…。
優也:まずは一冊に全恋人系コミュ+エリザベスで全員一票。会長物、ゆかり物、アイギス物で各自二票。惜しくも風花物で一票となった。
風花:……。
天田:な、何か黒いオーラが醸し出てます!
優也:あー。
コロマル:クーン?(どうしたんだよ?)
優也:ゆかり物は一冊コピ本だから除外とする、よって風花と同じく一票。
ブチッ
どこかで何かがハジけた…
優也:前が見えねぇ。
明彦:自業自得だ。
順平:ちなみにお前は他に何を買ってきた? 明らかに8冊じゃ済まされないほど鞄が膨れ上がっているぞ。
美鶴:こんな所で買ってきた物を全て広げるな! 通行人の迷惑になるぞ!
ゆかり:ああ…まず本を広げた事じゃなくてそっちですか。
優也:今調べた。45冊だった。
ゆかり:バカじゃないの…本当にバカじゃないの?
千尋:ちなみにどれだけ使ったんですか?
優也:とある所で入手したお金(タルタロス)があったからそれほど懐は痛くないけど諭吉さんが三枚ほど。
荒垣:それだけありゃあ10月くらいの装備は買えるのによ……。
コロマル:ワン!(言っちゃならねぇぜ)
優也:あ、それとせっかくだしお友達価格とかそういうの抜きにして風花と千尋のサークルのも買っておくよ。4冊だから49冊か。
千尋:あ、それはありがとうございます。
優也:後ついでに差し入れで昼食とかを買ってきた。
千尋:飲み物はファンの方やネットで知り合いになった友達を通じて手に入ってますが、やはり食べ物となると難しかったですね。
優也:じゃあ目的の物も手に入れたし帰るよ。
順平:お前俺たちを連れ出すだけ連れ出してそれかよ。(ゴスロリ本を中心に入手済み)
明彦:まったく…何を考えているのか。(まぁ、色々と入手済み)
荒垣:チッ、やっと帰れるか。(同上)
天田:この服装歩きにくいですしね。(ディープな世界中心に入手済み)
コロマル:ワン!(お前ら……何事も無いようにちゃんと買ってるじゃないかよ)
ゆかり:てゆーか天田君どうやって買えたの? 本当に。
天田:販売店とは違って即売会では年齢認証とかはザルですからね。
全員:(それでも限度って物があるだろうが)
美鶴:終了まで残り一時間を切ったがどうするつもりだ?
千尋:後は私と山岸さんで大丈夫だと思われます、本当にお疲れ様でした。
優也:いやいや、多分また俺達本がイベント限定販売とかだったら来るかも。
風花:という事は書店販売したら迷わず買うという事でいいんですか?
優也:何を今更。
全員:……帰ろう。
優也:帰ろう。
以上、今日(2006/10/01)の即売会レポート。