【クリスマスシリーズ一括】



【12月21日】
順平:はよっす。
優也:おはよう。あれ、女子達は?
明彦:さぁな、朝っぱらから美鶴の部屋で会議だとか行っていたが、よくわからん。
優也:会議ねぇ、この時期に女の子達だけで行われる話って言ったら一つしかないか。
荒垣:何だってんだ?
優也:三日後のクリ○○スですよ。
順平:ちょ、おま!!
優也:?


【朝から男子高校生は盛大に茶を吹いた】
順平:チゲーだろチゲー! お前何言ってんだよ!?
優也:え、いや、だからクリ○○スだろ?
荒垣:ここには小学生がいる事を忘れるほどお盛んなのかテメェは!?
優也:え、何で?
明彦:お前は……冗談も大概にしたほうがいいぞ。
優也:だって、三日後は『性』夜でしょ?
順平:ちょ、おま!!
天田:皆さんさっきから何を言っているんですか?
荒垣:まだお前は知らなくていい。


【彼は普通に言っています】
明彦:何だ……どこの超大型サイトのネタだ?
優也:いやちょっと待ってくださいよ皆。俺は普通に三日後に行われるキリスト教に纏わる単語を言っているだけですよ。
順平:俺らにはどう考えても放送禁止用語にしか聞こえねぇ。
荒垣:それに何だその『性』夜ってのは。お前らのその日を体現しているだけじゃねぇか。
優也:だから、俺はただ単に聖なる夜の意味で言っているだけだけど。
明彦:俺たちにはどう考えても性的な夜という意味にしか捉えられてないようだ。
優也:なんで?


【試しに順平にも言わせてみた】
優也:三日後に行われるイベントの名前は?
順平:クリ○○ス……なんで!?
明彦:クリ○○ス……馬鹿な! 俺も同じように普通に言っているだけだ!
荒垣:テメェらバカか……本気で馬鹿だろ、大体クリ○○スなんて普通に……。
天田:皆さん揃いも揃って同じ単語を言ってますが、どういう意味なんですか?
四人:聞くな。
優也:じゃあ『せいや』と言ってみて。
順平:性夜。
明彦:性夜。
荒垣:性夜。
四人:orz
明彦:何が起きたんだ一体……。
天田:何を言っているのかよく分からないので、上の階にいる人達に聞いてます。
四人:それは真面目に待て!!


【その後ネットで調べてみて】
順平:はぁ〜、なるほどなー。
優也:どうだ? どうでも良いがアイギスの真似をするな、汚すな。
順平:ヒデッ! なんでも俺たちだけじゃなくて日本各地でこの現象が起きているんだってよ。しかもそうなった奴らに共通点がある。
明彦:なんだそれは?
順平:三日後に私的な用事がある、ぶっちゃけその日にデートがある人にだけ発症しているようだ。勿論俺はチドリとテレッテッテー。
優也:俺はある。勿論な。
明彦:俺は……どうなんだろうな?
荒垣:……。
優也:荒垣さんは今更だからいいとしても、天田もデート相手がいるとはな。諦めたの?
天田:何を言っているんですか? 僕にだって相手がいるんですから。ですから僕も性夜となるんです。
順平:マジで相手誰だよ? 小学生の癖に何様だ。
荒垣:嫉妬はよくねぇぞ。


【昔スットン共和国ではマスクを被った集団がいた】
優也:嫉妬……まさかこれは!?
明彦:心当たりがあるのか?
優也:作者含む様々な『クリスマスにデートの相手がいない人たちによる』普遍的無意識の怨念の集合体によるものだったんだよ!
順平:な、何だってーーーー!?
孝二:……(´・ω・`)……
五人:あ……。


【影時間にならないと喋れない彼は】
明彦:藤咲以外集合。
四人:YES.
天田:あの人はどうなんですか……?
順平:いくらなんでもお前クリスマスにデートする相手いるかって聞けないよな? 俺達全員いるんだしよ。
優也:なんというか……一歩間違えれば勝者の蔑みにしかならないしな。
荒垣:じゃあ俺が聞いてやるよ。おい、テメェは三日後にデートする相手はいるのか?
孝二:o(`ω´*)o
荒垣:いるそうだ。
明彦:ほう、ならば今日はタルタロスに昇って確認してみるか。
優也:了解、山岸に言ってタルタロスへ行く事にするよ。


【気づかないで】
優也:メリークリ○○ス。今日の性夜に乾杯。
ゆかり:メリー……って何言ってんのよ!?
優也:え、だからクリ○○スだが。
ゆかり:サイテー……。
孝二:( -人-).。oO(↑)
優也:頼むから想像でも俺を例に置かないでくれ。


【ここでニュースです】
キャスター:えー、テレビをご覧になっている皆様にお伝えしたい事があります。どうやら巷で噂となっている特定の単語を言っているはずなのに不適切な意味に聞こえる症状なのですが、共通点はやはり三日後にデートをする男性だということが判明しました。皆さん、『クリスマス』は絶対に言ってはなりません! 特にデートを楽しみにしている人達! 『クリスマス』は言ってはなりません! 畜生! 何で俺にはクリスマスにデートをする相手がいないんだよ!! 言うぞ! こうなりゃこの事態に関係なく変換される言葉を言うぞ! せーの、クリブツッ
 しばらくお待ちください
六人:……。
別のキャスター:えー、ただ今不適切な人間がいたことをお詫びいたします。


【タルタロスへ行ったよ】
優也:今日は俺、順平、真田先輩、天田、荒垣さん、藤咲で行く。
風花:分かりました。ではがんばってください。
順平:ウィーッす。
 塔の上で
優也:今は山岸は荒垣さんが気を引いているからこっちは心配ないな……。
明彦:チャンスだ! 藤咲、言ってみろ!
孝二:だから自分は……クリスマス。
五人:……。
孝二:(´;ω;`)
 その頃エントランス
コロマル:ワンワン!
アイギス:何でありますかコロマルさん。何々? クリ○○スとはどういう意味か、ですか。私も分かりませんね。皆さんに聞いてみましょう。
ゆかり:何? コロマル何を聞いたの?
アイギス:何でも朝から現在上に上っている皆さん、厳密には藤咲さんと天田さん以外の人が『クリ○○ス』と連呼していたようですが、意味を知りたいそうです。
美鶴:な、何て言葉を言っているんだあいつらは!?
風花:ふ、不潔です!
ゆかり:うあ……ケダモノ? あー、アイギスとコロマルは知らなくていいから、というか深く言及しないでね。
アイギス:はぁ……。
優也:ただいまー、番人倒したから一旦戻ってきた……って、何で皆さん武器を構えているんですか?
美鶴:当然処刑する。
明彦:何故だ!?
風花:皆さんがそういう言葉を言って喜ぶような人とは思えませんでした……。
荒垣:テメェら何を言ってやがる!?
順平:天田ぁ! お前まさか聞いたのか!?
天田:意味が分からないですし、朝から皆さんと一緒にいたじゃないですか!
ゆかり:よーし、天田君はこっちに来てね。それと言ってないとコロマルから聞いている藤咲君もね。
孝二:むしろ言う立場になりたかった……orz
 数分後
優也:前が見えねぇ。


【12月22日】
優也:今日は山岸の誕生日だそうだ。
ゆかり:おめでとー。
順平:お、マジで? やっべ俺、プレゼントとか準備してなかったよ!
風花:あ、別にいいのに……。
天田:そういえばいくつになったんですか?
風花:えっと……16歳。
優也:待て。


【誤植やら矛盾だらけの倶楽部情報によると】
風花:え、私は1993年12月22日生まれだけど?
優也:待て。今何年だ?
風花:2009年。
優也:うん、君は今何年生だ?
風花:二年生。
優也:うん、おかしいね。
風花:?
ゆかり:私達と一年違うじゃん!
風花:え?
ゆかり:私は1992年10月19日。
順平:俺は早生まれだから1993年1月16日。
優也:俺は199○年○月○5日。
天田:なんですか最後のだけ? ちなみに僕は1998年6月24日生まれです。
優也:分からん。
孝二:……(´・ω・`)(作者から誕生日という設定すら与えられてない人)
五人:あ……。


【計算した】
天田:それにしても、確かに風花さんはその計算だと一年生ですよね?
優也(?):そうか、だから他の人達よりもチンマリとした可愛さがあってもう我慢できねー!
順平:また別の人が入ったか。
ゆかり:ああ……もう……。
風花:ど、どうしたの?
優也:はぅ! 突然別の人間の意識が入ったんだ。
順平:大変だな(棒読み)。


【ご乱心】
天田:じゃあ早速誕生日会をやりましょうよ!
風花:え、でも……。
順平:ん?
風花:私ってちっちゃい頃からずっとクリスマスと一緒に誕生日会もやってきたんだけど……。
ゆかり:あー…あるよねそういう家族の経済負担を考えると嬉しい誕生日って。
優也:まぁ、元旦生まれの人に比べるとマシかも知れないけど。
天田:何でですか?
優也:クリスマスと大晦日と誕生日と元旦を一緒くたにされておめでとうがあけましてに変更されるんだよ。
順平:そこまで一緒にされても嬉しくもなんともねぇ。


【さて、お祝い事といえば】
優也:じゃあ荒垣さん、後はヨロシク。
荒垣:何をだ?
優也:(経緯を説明中)という訳で、明後日のイベントとは別に祝い事をやりたいんです。
荒垣:……たく、何でまた俺がやらなくちゃならねぇんだよ?
優也:そりゃ…言わなくてもわかりますよね?
荒垣:……。
ゆかり:あーあ、せっかく荒垣さんが腕によりをかけて風花の好きな食べ物オンパレードの誕生日会をやってくれるって信じてたんですけど、幻滅しました。
荒垣:勝手に期待して勝手に幻滅するな! 大体誰が作らねぇなんて言った!?
優也:よくやったゆかり。
ゆかり:任せてよ、今の君のプレーヤーのボイスレコード機能に残しているからね。
孝二:(´・ω・`)b!


【誕生日で】

美鶴:山岸、君も一つ年を取った事で大人へと一歩近づけたな。
明彦:おめでとう。
風花:ありがとうございます。
天田:それにしても……凄い量ですね。
荒垣:材料があったから作っただけだ。他意はねぇ。
ゆかり:嘘だ!!
優也:お、俺は嘘なんか付いちゃいない!
アイギス:あなたに言ってないですよ。うろたえると言う事は何かやましい事を隠しているんですか?
優也:……。


【所変わって美鶴会議室】
ゆかり:えー、明後日はみんなも知ってのとおりクリスマスです。(昨日の現象は男だけ)
風花:はい。
ゆかり:そこで、私たち女子はプレゼントで何かを渡すために会議をしようと思います。
美鶴:何故私の部屋で行う?
アイギス:そこらへんは女性陣のリーダー、つまり番長として当然の事です。
美鶴:誰が番長だ。
風花:(スケ番って…懐かしいな)
美鶴:山岸、何か不穏な事を考えなかったか?
風花:え、そうですか?


【とりあえず他の人も】
エリザベス:皆様こんにちは。どうやら表のほうではクリスマスという儀式が行われるよですね。
ゆかり:儀式!? って言うかエリザベスさん!?
アイギス:あなたは…以前私を巨大化させた人ですね。(ジャイアントアイギス参照)
エリザベス:ええ。それで私はもう一人の彼たる佐倉様をペットにしようと目論んでおります。
ゆかり:ちょっと待ってよ!
エリザベス:彼の夢は27歳のクリスマスの夜に、たまたま出会った会社帰りの私に拾われてペットになる事ですから。
ゆかり:懐かしい台詞そのまま引っ張り出してこないで。
エリザベス:コピペですから大丈夫です。
アイギス:ならば私は毒汁の方の優也さんと。
美鶴:ん? 何かおかしい事を言っているぞアイギス。
アイギス:なんですか美鶴さん?
美鶴:毒汁云々に関しては突っ込まん、だが、名前が被っているぞ。
ゆかり:ああ、違いますから。あくまでも便宜的な呼ばれ方であって彼は仮名ですから。一応藤咲君もいるからごっちゃにならないように、だそうですが。
エリザベス:書いた時点で名前が決まってなかったからが最も大きな原因ですね。


【誰が誰と】
エリザベス:さて、平行世界の方々に関してはこの際置いておきましょう。皆様はどのような性夜をお過ごしで?
四人:……???(どこか違和感を感じているが、男子のようにハッキリとした違いが分かってない)
エリザベス:夜はご一泊でございますか。
ゆかり:……。
風花:……。
美鶴:わ、私は違うぞ! それと二人とも、一応高校生だから否定しろ!
アイギス:私はコロマルさんとお散歩です。
ゆかり:それはそれでいいの?
アイギス:人生の余り者同士ですから……。
風花:え、えっと……そういえば藤咲君はどうなんだろ?
アイギス:あの人と? 何故私が? まだ本編で出会ってすらいないのに。
美鶴:そういう発言は控えるんだ。


【さて】
ゆかり:い、一応私はケーキを作ろうかなー…なんて。
風花:わ、私はクッキーくらいしか作れないけど……それでも喜んでもらえるかな?
美鶴:クリスマスにプレゼントされて喜ばないような奴がいたら私が処刑しよう。
ゆかり:あ、お願いします。
エリザベス:若いって良い事ですね。働き始めると会いたくない人と聖夜を過ごす事もあるというのに。ちなみに作者は好きでも嫌いでもない人と夜勤だそうです。
アイギス:……お疲れです。
エリザベス:私は鼻と一緒にエレベーターの中で……。
風花:ご愁傷様です。
エリザベス:今度メギドラオンをぶつけてみましょう。
美鶴:待て。


【12月23日】
優也:明日ですね。
順平:明日ですね親友よ。
優也:さて順平さん。
順平:なんだい親友?
優也:明日はタルタロスは行く予定はあると思いますか?
順平:無いですね。
優也:まずリーダーの俺が深夜になっても帰ってこないから無理だ。
順平:ええ私もです。それにサポートの彼女も帰ってこないようですから尚更無理ですね。
優也:ええ、まさに性夜ですね。
順平:せいやー、はー!
優也:おいおいジョニー、ちょっとはしゃぎすぎじゃないのか?
順平:HAHAHAHAHA!(アメリカのコメディ番組風の笑い方) 何を仰る兎さん? これではしゃがなくていつはしゃげと?
優也:バッカオメェ、元旦があるんじゃないかよ。
順平:え、ガン○ンク?
優也:それはニルファでリアル系男主人公が泣き叫んでいる幼女を泣き止ませるために使ったギャグだ。


【しかし……】
順平:ふう、それにしても明日で冬休みか。
優也:ああ、明日、ぶっちゃけデートがあるから今日までしかコミュが上げられないぜイヤッハァッ!
順平:……良く分からんが、まぁ冬休みにダチと会うのは出来ないのか?
優也:会った所でコミュランクが上がらないから意味は無いな。ちなみに恋愛コミュは既にマックス20オーバーだ。
順平:……良く分からんが、お前が転校してきてからこうなるとは思いもしなかったな。
優也:こんな事もあろうかと毎日フェロモンコーヒー飲み続けていたからな。
順平:どこのご都合主義だよ?
優也:おかげで屋久島行く直前で、魅力がマックスになったがなった直後はコーヒーの飲みすぎで胃がちょっとな。
順平:やりすぎだ。


【彼だけではなく】
順平:まぁ、風花もああなるとは思わなかったんだけどよ。
優也:うむ、どこで方向性が変わったのか、腹黒くて腐女子だったのがいつの間にやらこの寮での天然ボケ担当兼天然ストロベリー担当となったよ。
順平:……どこで道を間違ったのか? いや、この場合道を正されたのか?
優也:色々あったんだよ。いろいろな……。
??:ほう、なら聞かせてもらおうじゃねぇか。
優也:初めはまぁよくある俺ハーレムの一員だったんだが、気が付けば身を引いているというか、俺ハーレムだった事自体黒歴史にしている傾向があるんだよな。
??:ほおう。
順平:……(゚Д゚;∬アワワ
優也:どうした順平? そんな俺たちの後輩のような顔をして?
順平:志村後ろー。
荒垣:ほう。


【デッドエンドシュート♪】
優也(瀕死):効果音は『きゃるるーん♪』だぜ。なぁ、佐倉よ。
順平:こんな状況でボケれるお前がスゲェよ。
友近:さすが路地裏の覇者……。
順平:なんだ友近、知っているのか。
友近:ああ、まぁ噂にはなっているくらいだからと言うかお前らの寮で噂にならない奴を見てみたいよ、マジで。
優也:まぁ、そうだろうな。
友近:それにしても明日はクリスマスだろ? お前ら相手がいるのか?
二人:……??
友近:いやぁ、俺もエミリと色々約束をしちゃってまぁ大変なんだわ。
二人:……なぁ友近。
友近:なんだ?
優也:お前。
順平:この前のニュース見てないのか?
友近:ニュース?
二人:今、凄い単語を発言したぞ。
友近:クリスマスのことか?
二人:(´;ω;`)ウッ…


【ヒマだから帰ろう】
 ♪ヒットポイント回復するなら〜〜〜
優也:あ、メール。
順平:え〜〜? それなの?
優也:ゆかりからだ。
順平:なんだ、ラブメールか?
優也:見んなよぉ。
順平:ほーれほれ、せっかくだからこの順平様に日常でどれだけこっ恥ずかしいやり取りをしているのか見せなさーい。
優也:……orz
順平:どうした?
優也:帰ってくるなって書かれている……orz
順平:うおっ!?


【順平からも】
 ♪テレッテッテッテー〜〜
順平:あ、メール。
優也:お前着メロ自分の声かよ、どれだけ痛々しいんだよ?
順平:気にすんなって。
優也:気にするよりもお前の脳内心配にするぞ。
順平:……orz
優也:どうした、さっきの俺と同じようなポーズとって?
順平:チドリから……。
優也:ふむ。
順平:今日は寮に帰ってくるなって言われた……。
優也:ああ、今彼女は居候だからな。昨日一昨日は所用でいなかったけど。
順平:俺、今日はどうやって過ごそう?
優也:多分これはいつもより遅く帰ってきてねという合図だよ。
順平:だといいんだけどよぉ。
優也:逆に考えるんだ。帰ってきたら早速こんなシチュエーションが楽しめるじゃないか。
 ほわんほわんほわん
夫:ふぅ、今日も残業か……。
妻:お帰りなさいあなた、ご飯にする? 食事にする? それとも飯にする?
夫:全部同じじゃないかよ。
妻:テヘ、御免なさい。ではもう一度。お帰りなさいあなた、ご飯にする? お風呂にする? それとも……。
夫:お風呂場でご飯を食べながらお前の下の口も食べる。
 ほわんほわんほわん
順平:どっからどう突っ込んだらいいのかわからねぇ。


【ふと見てみると】
優也:ん。
順平:どうした?
優也:あそこにいるのは……真田先輩と荒垣さんだ。
二人:……orz
順平:あー……言わなくても分かった。


【ガル○=ザビは死んだ、何故だ!?】
明彦:何があったんだ……。
荒垣:知るかよ……。
優也:二人ともどこへ行っていたんですか?
明彦:はがくれだ。無論俺特製プロテインによるプロテインのためのプロテインラーメンだ。
順平:何それーーー!?
荒垣:見ているだけで気持ち悪くなる代物だ。どっかであった粉チーズをぶちまけているラーメンよりもすげぇ光景だった。
優也:何でだろう、凄い違和感無しと真田先輩だからという納得しかない。


【その頃寮では】
チドリ:これでいいのかしら?
ゆかり:ああ……もう……うん、いいんじゃない?(半ば諦め)
天田:ただ今帰りました……って、何があったんですか!?
美鶴:見ての通り料理をしている。
天田:いや、どこの魔女裁判の光景ですか? コロマル怯えているじゃないですか。
アイギス:先ほどからずっとああなんですよ。
風花:うーん、ゆかりちゃん、分量はこれくらいでいいかな?
ゆかり:うん、だいじょうぶだとおもうよ。(棒読み)
エリザベス:マッスルドリンコを基本として夜中もがんばっていただき、精力が付くお菓子を作りましょう。
ゆかり:おかしとしてなりたってないからさ……。
天田:……にげちゃだめだにげちゃだめだにげちゃだめだ……。


【飛んで火にいる夏の虫】
孝二:( ・ω・)ノ
天田:あ、お帰りなさい。
エリザベス:あら、ちょうどいいところに毒…オホン、味見役の人が帰ってきましたね。
孝二:( ・ω・ )?
天田:あれを見てなんとも思わないんですか?
孝二:( ; ゚Д゚)
チドリ:大丈夫よ、あなたはすぐに楽になれるから。
孝二:(;゚д゚)
風花:これなら荒垣先輩も喜んでくれるかな?
天田:orz
二人:ァーン・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )(左天田、右孝二
美鶴:さて、試しと言わんばかりに二人を縛り付けて食べさせるとしよう。
二人:Σ(゚Д゚;)
二人:(゚д゚)
女性陣:こっち見んな。


【順平とチドリの場合】
ノーマルスプレッド!!


【明彦と美鶴の場合】
普段とは主従逆転のノーマルスプレッド!!


【荒垣と風花と……】
荒垣:……。
風花:(にこにこ)
天田:……。
風花:(にこにこ)
荒垣:……。


【三人でベンチに座っている】
天田:(確か集合場所に来たらこの人もいて……)
荒垣:(誰を待っていると聞けば俺と同じだった……)
天田:(で、どういうことなのかと聞いたら……)
荒垣:(『二人より三人のほうが楽しいですよね』と言いやがった……)
天田:(あまりにもその笑顔が純粋すぎて……)
荒垣:(なし崩し的に三人でいろいろな場所を回っている……)
風花:どうかしたんですか? お弁当ならありますよ?
二人:なんでもない(です)。


【だがしかしお子様は……】
風花:もう遅くなっちゃいましたね……どうします?
荒垣:どうするも何も帰るしかないだろ。
天田:あ、じゃあどこかで休憩でも、僕疲れちゃいましたし。
荒垣:おい!
風花:そうしましょうか?
二人:何ッ!?
風花:天田君は夜遅いですから帰りましょうね。
天田:うわぁーーーーーーん!!


【天田逃げて】
天田:ううっ……大人なんて……大人なんて……。
アイギス:天田様どうかしたんですか?
コロマル:ワンッ!
天田:赫々然々。
アイギス:漢字で書かないでください。かくかくしかじかの経緯があったのですね。
天田:はい……。
コロマル:ワンッ!
天田:何ですって?
アイギス:『お前もまだまだ青いな。男の人生なんて渡り舟のようなもんだ。女という船を乗り継いでいく人生なんだよ。一回や二回フラれた位で人生の終わりのような顔をするな』だそうです。
天田:一言でそんなに言えたの!?
アイギス:そちらから突っ込むんですか。


【それはそうと余り組】
天田:余った人達、この場合ロボットと犬で何をしているんですか?
アイギス:決まってます。他の方々の痴態を暴露する事で寮での絶対的な地位を確立するためです。
天田:新世界の神になるとでも言えばいいんですか?
アイギス:むしろ女神です。
天田:否定してください。


【誰とは言わなくてもわかるだろう】
ノーマルスプレッド!!


【まぁ、主人公とゆかりなんだけどね】
いつ終わるとも知れぬ二人だけで多段合体(意味不明)!


【そして……】
 19時
孝二:\(^o^)/
 20時
孝二:(゜▽゜ )
 21時
孝二:(´・ω・`)
 22時
孝二:(゚д゚)
 23時
孝二(´;ω;`)
 24時
孝二:何で誰も帰ってこないんだよ! もう一人でホールケーキ食い尽くしたぞ!!


【まだクリスマスネタは続くよ】
ゆかり:ただいまー(ツヤツヤテカテカ)。
優也:ただいま(同上)。
孝二:。・゚・(ノд`)・゚・。
ゆかり:何があったのーーーー!?
孝二:(¬_¬)
ゆかり:え? どうしたの?
孝二:(´;ω;`)
ゆかり:もしかして……。
優也:誰一人として……。
ゆかり:帰ってこなかったの?
孝二: m9っ`Д´)!


【一人ぼっちのバラード】
明彦:ただ今帰ったぞ(ツヤテカ)。
美鶴:同じく(同上)。
孝二:o(`ω´*)o
美鶴:彼に何があったんだ?
ゆかり:えっとですね……。
孝二:((( o(・_・=・_・)o )))
ゆかり:勢いあまって衝撃波出しちゃっているーーーーー!!
優也:なぁに、俺達だって本気を出せば。
明彦:簡単な事だ。
ゆかり:ええー?


【てっきり残っているのだと……】
天田:ただ今戻りました。
コロマル:ワン!
アイギス:どうかしたのですか?
孝二:(# ´ー`)
ゆかり:凄いほのぼのとしている顔なのにこめかみに青筋立ててるよ!
優也:タイトル通りなんだが。
アイギス:所用がありまして天田様とコロマル様と一緒に一日ブラリ途中下車の旅おやおや○藤さん、どこへ行くのですか?
明彦:関東地方にしか分からんネタだぞ。
美鶴:それで、彼だけを置いて泊りがけで出かけていたと。
アイギス:てっきり誰か帰ってらっしゃると思ったのですが。
ゆかり:ああ、うん。どうやらね……。
アイギス:<B>それほど夜中は激しかったのですね。</B>
優也:ああ。
明彦:うむ。
ゆかり&美鶴:否定しろ(してよ)!


【チド順も】
順平:ただ今ッス。
孝二:orz
順平:ど、どうした!
ゆかり:ああ……なんでもクリスマスに一人寂しくケーキを食べている生活だったみたい。
孝二:|||orz
優也:トドメ刺すなよ。
順平:なに? 誰も帰ってこなかったの?
優也:偶然な。
アイギス:ですが、聖夜はまさに性夜だったようで。
優也:おい。
アイギス:それはそれは凄まじいほど激しく何時間にも及ぶ攻守入れ替わり立ち代りの箱単位消耗、最後はゴムなんて必要ないや朝までファイアー通称多段合体だったようですし。
全員:……。
孝二:(´;ω;`)
天田:何て言うか、何ですかそれは?
美鶴:お前はまだ早い、早すぎるぞ。
ゆかり:そうだよ天田君、君にはまだ早いからね。
天田:大人って本ッ当にずるいですよね。
孝二:(´¥ω¥`)
順平:……とりあえずお前の顔がお金になっている件について詳しく聞かせてもらおうじゃないか。


【最後の人達も】
風花:ただ今戻りました。
荒垣:……よう。
孝二:( ゚Д゚)
荒垣:ん、どうやらお前俺が作ったケーキ食ったようだな。
天田:え、荒垣さん作っていたんですか?
荒垣:ああ……甘いもんは苦手だが、一応クリスマスだからな。出かけない奴らのために作っておいたんだが……空になっている所から見て天田も食ったのか。
天田:僕食べてませんよ、今さっき帰ったばかりですしねどうせお二人の邪魔にしかならなかったわけですし。
順平:うわぁ、スゲェくらい悪意が篭っているぞ。
優也:ファブ○・フォレースの門が開くな。
順平:分からない奴のほうが圧倒的に多いぞ。


【かなりの量を作ったはず】
荒垣:待て、お前が食ってないというかさっき帰った事も気になるが、じゃあケーキは誰が食ったんだ?
ゆかり:彼が一人で食い尽くしたようです。
孝二:( ゚Д゚)
荒垣:一ホール丸々食ったのかよ。
風花:“私達”結構大きめに作りましたよね?
孝二:Σ(゚Д゚;)
全員:無茶しやがって……。


【風花作は一応大丈夫だった】
孝二:( ・ω・)=3
優也:どうやら普通の美味さだったようだな。
順平:ああ、奇跡だな。
明彦:正にサンタがクリスマスに贈ったプレゼントだな。
風花:皆さんそれはどういう意味ですか?
荒垣:ま、それだけ上出来だったって事だろ。
風花:そ、それはそうなんですけど……。
荒垣:なら文句を言うな。美味いと思って食っている奴がいただけで十分だろ。
風花:はい……。
孝二:Σ(゚Д゚;)
優也:どうした?
孝二:ヽ(`Д´)ノ
ゆかり:え、『見せ付けるんじゃないぞバカッポォ』?
優也:僻みだな。
美鶴:僻みだな。
コロマル:ワン!
アイギス:モテない男はこれだから駄目なんだよ。少しはオーラ発しているこいつ等のアカでも煎じて食ってみろってんだ。俺なんて毎日文字通りメス犬とハッスルしているんだぞ、そういう点では人間ってのは面倒な生き物だな。と仰ってます。
天田:相変わらず一言が長いですね。
明彦:容赦も無いな。
孝二:orz


【彼への救済は無いのか】
全員:無い!!
孝二:ヽ(`Д´)ノ
全員:……。
孝二:o(`ω´*)o
全員:……。
孝二:(´・ェ・`)
全員:……。
孝二:(´;ω;`)
全員:……。
孝二: ====================・゚・(つД`)・゚・
ゆかり:とうとう嫌気がさしちゃった!!
優也:……いや、誰だってさすだろ。


【……青汁?】
孝二:(´;ω;`)
??:あら……?
孝二: ・゚・(つД`)・゚・
千尋:どうかしたんですか?
孝二:(´;ω;`)
千尋:寮の皆からの風当たりとかその他諸々が辛くなった……ですか。
孝二:(´・ω・`)
千尋:だ、大丈夫ですから! 多分……。
孝二:orz


【全てにおいて核心を突いちゃった】
孝二:orz
千尋:ああ…そんなに落ち込まないでください。
孝二:(´・ω・`)
千尋:ですけど……。
孝二:(´・ω・`)?
千尋:あの寮って三階が男子生徒五人分の部屋と、四階が女子生徒四人分の部屋がありますよね?
孝二:(´・ω・`)!
千尋:あなたはどこの部屋に住んでいるんですか?
孝二:Σ(゚Д゚;)


【機械獣編】
アイギス:いくらなんでもそのような括り方ではマジンガーZの敵じゃないですか。
コロマル:ワン!
アイギス:オッパイミサイル出してくれですって?
コロマル:ワン!
アイギス:……それ、彼にも一度言われました。男の浪漫だそうですが。
コロマル:ワン!
アイギス:というかロボットなのに合体マシーン導入とかそういうものは無かったのか、ですか。ここはやはり『超乙女合体グレート☆パラディオン』にでもしましょうか。
コロマル:ワン!
アイギス:必殺技は何か、ですか。当然ゴッドハンドによる人体貫通一撃必殺です。
コロマル:ワン……。
アイギス:そもそも魔法少女に科学を持ち出すことがおかしいですから。タイトル自体不自然ですね。


【さて、散歩】
アイギス:お散歩に行きましょう。どうせ寮の皆さんは帰ってこないんですし。
コロマル:ワン!
アイギス:一年生の奴が一人ケーキを食べながら過ごしているんだが、ですか。放っておけばいいんじゃないでしょうか? 所詮独り身の寂しさを読者に分かってもらうだけの人ですから。
コロマル:ワン!
アイギス:コロマルさんも納得した所で行きましょう。
 その頃寮
孝二:( >ε<)=3


【皆さんの後をついて行きましょう】
アイギス:まずは真田さんと美鶴さんです。やはり人間的な付き合いが長いからか、お互いの事を知り尽くしているようです。
コロマル:ワン!
アイギス:肉体的な事は、ですか。無理ですね、真田さんですし。
コロマル:ワウ。
アイギス:納得した所でもう少し観察しましょう。


【明ミツの場合】
美鶴:明彦、他にも何か買っておいた方がいいものは無いだろうか?
明彦:なに、年末年始だから一通り備えてあるから大丈夫だろう。
美鶴:それもそうだな、それと……こんなドレスなんかは私に似合うだろうか?(いかにもお嬢様風の)
明彦:ああ、似合うぞ。15食分。
美鶴:? 他にも、パールのネックレスなんかもあるのだが……。
明彦:似合っているぞ。20食分。
美鶴:何の計算をしている?
明彦:プロテイン何食分かだ。
美鶴:……処刑するぞ?
アイギス:文字通りその後白河通りで真田さんを処刑するかと思いきや、完全に返り討ちにあったようですね。
コロマル:ワン!
アイギス:普段のプロテインの匂いがする奴からは思えないほど積極的だったそうだな。そうですね。それにしてもその識別はいかがなものかと。


【チド順(語感が良いから順チドではなくこっちで)】
順平:(さ〜て、今日という今日はノーマルスプレッドに洒落込もうじゃないか、この日のためにタルタロスでネコババしまくって金だけは集めてきたからな)
チドリ:順平、どうかしたの?
順平:いや、なんでも?(そう言いながらも俺ッチちゃんとゴム常備ですから安心安心)
チドリ:……怪しいわね。
順平:怪しくない怪しくない。(今日こそノーマルだけじゃ物足りなくてアブノーマルスプレッドにも挑戦したいのによ)
アイギス:見てください、クリスマスだからと意気込んでいる為に空回りしそうになっている男の生き様を。
コロマル:ワウ!
アイギス:ヒゲ必死だな。そうですねー。
コロマル:ワオーン!
アイギス:いいともー。
コロマル:ワン!
アイギス:それにしてもこのテレッテ、ノリノリである。


【天田様がやって来たようです】
アイギス:さすがに『空気読め俺達はこれから朝まで抜かずの戦いをやるんだ』という睨みに負けましたか。
天田:うわぁーーーーん!!
コロマル:……ワン。
アイギス:もう少しオブラートに包め、ですか。ルラララララララ。
天田:それ分かりづらいですけどビブラートです。
アイギス:それでこそ天田様です。例え好きな人、というかあなたの年齢ですと年上の女性なんて憧れを摩り替えているだけなのですが、とにかくその人がよりにもよって憎んでいた相手に奪われた時の絶望感は破滅の王を呼ぶのに相応しいですね。
天田:ううぅ……。


【さて追跡、天田様には辛い時間ですが】
アイギス:あらあら、風花さんから『あの…手を繋いでもいいですか?』って聞きましたよ。
天田:風花さん……あんな獣の餌食に……。
コロマル:ワウ。
アイギス:むしろ荒風よりも風荒でいいんじゃないか、ですか。そうですね、そちらの方が良いかも知れないです。ですが作者からすればどちらでもお腹一杯だそうですし、あまり気にしない方向で。
天田:ううぅ……。
コロマル:ワウ……。
アイギス:いつまでもめめっちい事をグチグチ言ってんじゃねぇ。どうせ白河通り三組目になったら嫌でも分かるんだから諦めろよ。だそうです。
天田:大人って汚いな……時代は幼女なのかな?
アイギス:真面目に帰ってくるであります。あなたの年齢で幼女ハァハァ言うと確実に犯罪レベル直行です。仲間が犯罪で捕まるのは見たくないです。


【本当に行っちゃった】
天田:白河通り……orz
アイギス:どうでもいいことですが。
天田:なんですかorz?
アイギス:小学生がホテル街の入り口で『orz』の体勢になるのは風紀的にいかがなものかと。
コロマル:ワウ!
アイギス:そもそもガキは寝る時間だろ。だそうです。
天田:もう僕帰りたくない……。
アイギス:仕方ありません、追跡任務続行であります。


【さて、最後の最後は当然ながらこの二人】
アイギス:まったく……いつもいつも寮であんな事やこんなことをし続けているのにまだ彼を食い足らないのですかあのアマは。サノバビッチサノバビッチ!! さすがビッチと某所であだ名されているだけありますね。
コロマル:ワン!
アイギス:え、サノバビッチは正式には『Sun of a bitch』であるので、翻訳すると『売女の息子』という意味なので、結果的に男性に主に使われる用語である。だそうですか、なるほどなー。
天田:……少しは言葉を伏せたほうがいいと思う。よく分からないですけど。


【凄い事に】
アイギス:……どうでもいいことですが。
天田:はい。
アイギス:私が入手したシャドウ討伐報告書によると、白河通りで戦ったホテルはこの場所のようです。
コロマル:……。
天田:……なんで。
アイギス:四組揃って同じ場所に行くんでしょうかね。
コロマル:……ワン。
アイギス:やはり馴染み深い場所であるから、なるほどなー……って、納得出来ないです!
コロマル:ワン!
アイギス:でも風花さん達と順平さん達以外は『七夕ある意味デスマッチ』において本番寸前まで行ったそうだから特に問題は無いんじゃないか? だそうですか。
天田:何で好きでもない人、この場合はまだが入りましたが、そんな関係になれるのか分かりたくないですよ。
アイギス:潔癖なのですね。一時期私は彼のダッチワイフに成り下がっていただけあってよく分かります。
天田:ここはググって検索されないからってギリギリな言葉は伏字にならないんですね。
アイギス:私たち三人も普通の意味でご休憩しましょう。天田様は眼中に無いですし。
天田:それはそれでなんか納得出来ないなぁ。
 その頃
孝二:且⊂(゚∀゚*)