【X指定スレスレ】
【7月7日は俺の中では一番面白いイベントだった】
順平:ここは……どこだ? 何で俺シャワー浴びているんだ?
ふと気がつくと順平はシャワーを浴びていた。帽子はやっぱり着用。
順平:ああ、確か白川通りのラブホの中でシャドウと戦って……どうなったんだっけ?
ラブホテルの中にシャドウが出ている事が判明し、皆で迎撃に行ったのだが。
順平:えーっと、五人で戦ってその後どうなったんだ? というかこの状況だと凄く如何わしい雰囲気が漂っているぞ。
ガラガラガラ
順平:え、俺入っているのに誰が入ってきているの!? もしや三人の中の誰か!?
既に男子の存在は抹消済みのようだ。
???:順平……。
順平:最後らへん聞こえなかったぞ、このパターンから察すると桐条先輩は無くなったか……だが君付けが聞こえていたら風花、聞こえなかったらゆかりッチか。
明彦:お風呂入っているのか? どうだい? 久々にお父さんも一緒に。
順平:あんたは吉良吉か――違う、真田先輩!! ってかお父さんって何!?
明彦:こういった場合必ず言うセリフだ。
順平:どうでもいい事ですが前くらい隠してください。
明彦:だが断る。この真田明彦の最もこだわる事として、湯船の中にはタオルを入れないことだ。
順平:あんた何一緒にバスの中に入っているんですか。
【その後美鶴と合流してVer.U】
美鶴:あの二人はどこへ行った?
明彦:分からん、二階三階にはいなかったぞ。
順平:まさかここがここなだけにヨロシクな訳無いでしょうね?
美鶴:作戦中だぞ。いくらなんでもそれは無いだろう。
明彦:いや、先ほどから享楽せよとかふざけた事を言っている声が頭に響いている以上、誘惑に負ければアウトだ。
美鶴:探すぞ。
遠くから
優也:すごい……ゆかりのここ丸見えだ……。
ズベシャア!
順平:ちょ、お前!!
ゆかり:ちょっと……あんまりじろじろ見ないでよ……。
優也:あのねぇ、見ないと入らないでしょう?
ゆかり:痛ッ! もっと優しくしてよぉ……。
優也:ごめんごめん、初めてだからちょっと緊張しちゃって。
順平:あの二人……。
美鶴:何をしているんだろうか?
明彦:分からん、見当がつかない。
ズベシャア!
順平:もしかして二人とも……分からないんですか?
美鶴:ああ。
明彦:うむ。
順平:だめだこの人たち……って言うかマジ止めるぞ!! おい何やってるんだお前ら!?
なぜかカメラ片手に扉をぶち壊す順平。影時間では使えないのにね。
優也:何しているんだ順平?
ゆかり:?
順平:いや……お前らこそ何をやっている?
優也:いや、耳掃除。
ゆかり:シャワー浴びた後って凄い取れやすいのよ。
順平:いや、それは知っているけど……。
美鶴:やっぱりな。
明彦:そうだろうと思った。
優也:何と勘違いしんだろうねぇ順平?
順平:……。
優也:ずっと独りだったからした事なんて無いんだよ。
順平:今更どうでもいい事だが、シャワーってのは何だ?
優也:気にするな坊や。