【漢の浪漫キャンセル】



【いつも通り朝起きて】
順平:おはよーっす。
美鶴:おはよう。
明彦:奴はまだ寝ているのか。
アイギス:まだ就寝中でした。
ゆかり:待て、何故過去形だ。
アイギス:それはもう昨日はくんずほぐれつのいただきますごちそうさまの嵐でしたから。
ゆかり:ようし、とりあえず表へ出る?
荒垣:……いつも通りだな。
風花:楽しそうですよね。
荒垣:お前のその脳天の方向性が違った反応もな。


【その頃寝ている人は】
優也:……。
???:……すやすや。
優也:……?←意識と無意識の狭間でフィレモンのようなハルコンネンの精と会っている
???:……くぅくぅ。
優也:……!?←何故かマッチョのおっさん達に迫られては『俺には彼女がいるんだー!』と叫びつつも『体は正直じゃないか』という典型的なクリムゾンでビクビクン
???:……すやすや。
優也:……ら、ラメェェェェ!! ハッ!? 最悪な夢だ……。


【で】
優也:……ふぅ。
 むにゅっ(極小の)
優也:……?
 チラッ
ようじょ:すやすや。




優也:Σ(゚Д゚;)



【 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工】
優也:(オーケーピープル、まずは冷静になって考えようじゃないか)
優也:(俺が朝目覚めたら幼女が寝ている、しかも添い寝だ)
優也:さて、俺は幼女趣味は無いと断言しよう。あくまでも弄り甲斐のある勝気なそれでいてたまにゴロニャンするような茶髪の女の子が好みなんだ。
幼女:お兄ちゃんやけに具体的だね。
優也:ああそうなんだ、というか俺は無実だ、まだ脱いでない……って、お兄ちゃん?
幼女改めアリス:おはよう。
優也:……。


【ライフカード、続く!?】
優也:さーて、何故かペルソナ召喚解除しても戻ってくれないと来たもんだ。どうするよ俺?
アリス:えっと、お兄ちゃんと一緒にいたいの。
優也:まぁ待て、一般的にリアル妹がいないと妹萌えになると言うが、生憎俺は弄り甲斐のある勝気なそれでいてたまにゴロニャンするような茶髪の表向きドSだけどベッドの上ではドMで弓を装備しているからミスっても転んだりしない女の子が好きなんだ。
アリス:もう具体的にも程があるの。
順平の声:おーい、起きているか?
優也:Σ(゚Д゚;)


【扉の前には奴がいる】
優也:おーけー、ペルソナから戻せないのにこうやって添い寝状態で扉を開けられたら明らかに変質者というか一応ペルソナは我は汝、汝は我。最高の一人プレイだね。
アリス:あ、お客さんだ。
優也:まーてー!
 ガチャ
順平:おーい……失礼しました僕には関係の無い出来事だったようですね。
優也:明らかに他人のふりしているよコイツ!?
天田:あーあ、大人ってやっぱり汚いですね。どうせそういう人生なんですよね、僕ピーターパンシンドロームになろうかな?
優也:お願いだから悟らないで!
荒垣:またか。
優也:常習犯みたいに言わないでください!
明彦:なんだ、お前が幼女と添い寝することに何の問題がある?
優也:世の中の事情を知ってください!
風花:兄妹みたいね。
優也:明らかに妹外人だよ!
アイギス:キテレーツガイージンー。
優也:古いよ! ちなみに元ネタ何だよ!? 作者は何故かこのフレーズが頭を駆け巡るんだよ!!
美鶴:いつかやると思っていたが……。
優也:俺一途、俺一途だから!
コロマル:ワウ……。
優也:そんな哀れみを帯びた目で見ないで! 可愛いから!
ゆかり:……。
 ボキッ、ボキッ、ゴキャッ
優也:わー、わかりやすいくらいこぶしのほねをならしているよー。(超棒読み)


【麒麟と見せかけて天馬翔覇】
優也:(俺の人生の)前が見えねぇ。
アリス:大丈夫お兄ちゃん?
優也:その言い方勘弁な? な?
美鶴:それで、理由は不明だが寝ている間に勝手に出て来た挙句、戻す事が出来ないと。
優也:サー、イエスサー。
天田:それにしても貴方がそんな趣味があったとは。
優也:誤解を招く表現は止めような。
アリス:え、お兄ちゃんアリスの事嫌いなの?
順平:さぁここで妹必殺技、『お兄ちゃん、私の事嫌いなの?(潤目)』が炸裂したー!
荒垣:ゲッファ!
明彦:何故シンジが?!


【いやまぁそりゃねぇ……】
優也:いやだってねぇ。
順平:そうだよなぁ。
荒垣:何が言いてぇテメェら。
二人:オニーチャン(*・∀・*)エッチー!!
荒垣:……食らうかぁ?


【焦げました】
優也:殴り殺されました、馬に乗った刺されている奴に。
順平:刺し殺されました。帽子のコートのお兄ちゃんに。
アイギス:某吸血鬼兄弟乙です。
優也:さて、それはいいとして。
風花:血まで何事も無い様に無かった事になっているのは何故ですか?
美鶴:山岸、漫画における矛盾点を上げたらキリが無いぞ。


【最終的に】
優也:なんだかんだで仕方ないので、一時的に住まわせる事にした。
ゆかり:待って。
優也:なに?
ゆかり:部屋が足りないんだけど。
順平:そりゃモチご主人様の所有物だからなぁ。
ゆかり:ふっ!(キルラッシュ)
風花:相変わらずスキルを…すごい。
ゆかり:しょうがないわね。私の部屋で良ければ寝泊りはいいけど。
アリス:……わかった。
風花:……今、ちょっとだけ間があったような。
荒垣:言うな。
アリス:……チッ。
風花:……今、ちょっとだけ聞いちゃいけない言葉があったような。
荒垣:言うな。